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ロースクール入試対策に個別指導は必要?未修・既修それぞれに効果的な理由を徹底解説

2025年6月17日

勉強法, お知らせ

ロースクール(法科大学院)入試は、法曹を目指す第一歩となる重要な関門です。 しかし、未修者・既修者それぞれで試験内容や必要な対策が異なるため、「何をどう勉強すればよいか分からない」という悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ロースクール入試の勉強法の基本とあわせて、個別指導がなぜ有効なのかを具体的に解説します。独学や集団講義との違いも交えて説明しますので、受験対策に悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

ロースクール入試とは?まずは「未修者」と「既修者」の違いを理解しよう

ロースクール入試は、大きく分けて「未修者コース」と「既修者コース」があります。

区分概要主な受験者層
未修者法律未学習者向けのコース。法律知識は問われないが、論理的思考力や表現力が問われる法学部以外の学部生、社会人など
既修者法学既履修者向け。司法試験の基本科目(憲法・民法・刑法)に準じた問題が出題される法学部出身者、他ロースクールからの転学希望者など

つまり、法学の経験の有無によって、対策の方向性が大きく異なるのがロースクール入試の特徴です。

独学・予備校だけでは不十分?ロースクール入試が抱える対策の難しさ

ロースクール入試では、単に法律知識をインプットするだけでなく、第三者から見て筋が通った法律論を展開する実力が求められます。 そのため、独学や動画講義形式の予備校だけでは、対策が行き届かないケースが多く見られます。

✔︎小論文・論文式試験は添削・個別指導を受けないと伸びにくい

論文試験では、法律的な考え方に沿って自分の意見を論理的に表現する必要があります。 しかし、独学では自分の答案が適切かどうか判断できず、間違った思考法に気づけないまま試験に臨んでしまうリスクがあります。

be a lawyerの個別指導であれば、合格ラインを熟知した講師によるフィードバックを繰り返し受けることで、短期間でも飛躍的な成長が期待できます。

✔︎志望理由書や面接では「志望校に合わせた戦略」が必要

志望理由書や面接も、ロースクールごとに重視されるポイントが異なります。

・「将来どのような法曹を志しているのか」

・「なぜこのロースクールなのか」

・「これまでの経験や背景をどう活かすのか」

これらを一貫したストーリーとして構成するには、プロ講師による添削・個別指導が不可欠です。

ロースクール入試で“上位合格”を目指すべき理由とは?

ロースクールに合格すること自体も大切ですが、実は「何位で入学したか」もその後の司法試験合格に大きく影響するという現実があります。

■ 現状の司法試験合格率はロースクール間で大きな差がある

法務省の公表データによると、法科大学院ごとの累計の司法試験合格率は、

・上位校(東京大学・京都大学・一橋大学など):70~80%台

・中堅~下位校:10~30%前後

と大きな差があります。さらに、同じロースクールの中でも、入学時の成績(入試順位)によって司法試験合格率に差があることも明らかになっています。

■ 入試上位者が司法試験に強い理由

・入学直後から講義をしっかり理解できるため留年リスクを気にする必要がない

・法的思考力・読解力・文章力の土台があるためすぐに司法試験の過去問に着手できる

・成績上位者には予備試験免除や奨学金などの優遇措置もあるため予備校講義や個別指導への追加投資を行うことができる

つまり、入試段階での実力差が、ロースクール入学後も継続しやすい構造にあります。 だからこそ、入試で「ただ合格する」ではなく「上位で合格する」ことが、司法試験ストレート合格の鍵になるのです。

個別指導がロースクール入試対策に効果的な3つの理由

1. 自分だけの弱点・志望校に合わせてカスタマイズできる

ロースクール入試に挑む受験生は、バックグラウンドも課題もさまざまです。

・未修者で、法律の思考方法が分からない

・法学部出身だけど、最近になってロースクール入試対策を始めたばかりで論文を書ける自信がない

・社会人で勉強時間が限られている

・志望理由書をどう書いていいか分からない

個別指導であれば、こうした一人ひとりの課題や希望に応じて最適な学習計画を立てることができます。

2. フィードバックを受けることで自分の弱点を知ることができる

論述や面接対策は、“書いて終わり”ではなく“添削や個別指導を踏まえて修正点を改善して伸ばす”ことが重要です。

個別指導では、講師から答案や発言内容に対して具体的かつ即時のフィードバックが得られるため、「自分の課題をすぐに修正」していけます。

これは独学や動画講義にはない、個別指導ならではのメリットです。

3. 上位合格をすることで司法試験に高い確率でストレート合格できるのみならず学費免除・奨学金等の優遇措置を受けることができる

ロースクール入試はあくまで司法試験を受験資格を得るための通過点に過ぎません。通過点に過ぎないからこそ合格することを目標とするのではなく司法試験に受かるためにはどのような順位で受かっておくべきかを意識しておくべきです。このような観点からすれば、ロースクール入試段階から添削・個別指導を通じて自分の答案の弱点を把握・改善した上でロースクールに入学した方がその後に待ち受けている司法試験に高い確率で合格できるといえます。

また、ロースクールには学費免除や給付型の奨学金制度が設けられている場合があるため、経済的側面でも上位で合格しておくことはメリットがあるといえるでしょう。

個別指導が特におすすめの受験生タイプ

個別指導はすべての受験生に有効ですが、特に以下のような方には強くおすすめです。

・法学未修で基礎から勉強したい人

・忙しい社会人で限られた時間を有効に使いたい人

・自分の答案に不安があり、添削指導を受けたい人

・志望理由書・面接対策に行き詰まりを感じている人

個別指導=高額というイメージは誤解?実は費用対効果が高い

「個別指導は高そう」と思われがちですが、正しく選べば費用対効果は非常に高いです。

・合格までの期間が短縮できる

・講師と1対1だから学習密度が高い

・1年浪人するよりも経済的に勉強を進めることができる

be a lawyerでは、実績ある講師による個別指導サービスを提供していますので、興味のある方はぜひご活用ください。

まとめ|ロースクール入試では個別指導による学習が有効

ロースクール入試は、受験生ごとに適した対策が異なる複雑な試験です。 画一的な学習法では通用せず、自分の弱点や目標校に合わせた戦略が合否を左右します。

特に、上位合格を目指すことが司法試験ストレート合格に直結する今の時代では、プロの講師による個別指導の価値はさらに高まっています。

独学や集団講義で伸び悩んでいる方こそ、一度個別指導をご検討ください。

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